記事投稿してから、しばらく経ちましたが今後もAndroidに関する記事を投稿していきたいと思います。
Androidの4大構成要素を4回に渡って紹介していきたいと思います。
今回はActivity(アクティビティ)を紹介していきます。
★Activity(アクティビティ)とは
Androidアプリケーションの画面(GUI)に相当します。
ユーザとの対話処理(※1)や画面部品のイベント処理(※2)を行うことができます。
※1 コンピューターとユーザー間で会話をするかのように、ユーザとコンピュータが応答を繰り返しながら処理を進めていく処理方法
※2 クリックやフリックなどの操作に対して特定の処理を与えるための命令のこと
★クラスパッケージ
android.app
★アプリケーションとActivityとの関係
1つのアプリケーション内で複数のActivityを配置できます。
相互のActivityが連動しながら、1つのアプリケーションが動く仕組みです。
★アクティビティのライフサイクル
そして、アクティビティは独自のライフサイクルを持ち、各状態を遷移しながら動きます。
各状態を辿っていくときに各ライフサイクルメソッドに処理したい内容をコーディングしていきます。
★ライフサイクルメソッド
onCreate(Bundle)
アクティビティが最初に作成された時に呼び出されます。
画面レイアウトやウィジェット(画面部品)の配置をこのメソッドで行います。
onStart() / onRestart()
ユーザの目に見えるようになったときに呼び出されます。
既に、Activityが起動済みだった場合はonRestartを経て、onStartが呼び出されます。
onResume()
ユーザが画面操作ができる状態となった時に呼び出されます。
onPause()
起動中のActivityが画面から消える前に呼び出されます。
!重要
onPause()では、他のアプリケーションを起動する時にメモリ割当を行うため、
起動中のActivityを終了することがあります。
Activityが終了すると、編集中のデータが損失することから一時保存などの
永続化処理をこのメソッドで行う必要があります。
onStop()
起動中のActivityが画面から消えた時に呼び出されます。
消えたActivityが再表示される場合は、onRestart()へ状態遷移されます。
onDestory()
Activityが完全消失する際に呼び出されます。
各ライフサイクルメソッドに処理したい内容をコーディングしてあげることでアクティビティを
挙動を実現することができます。
次回はサービス(Service)について紹介したいと思います。 お楽しみに♪(^ε^)