2009年11月23日

SQL豆知識【43】

第43回目のSQLの豆知識としまして

図1の様な『担当者マスタ』の

テーブルデータが存在していたとします。



図1

図1の『担当者マスタ』を基に

文字列関数(UNICODE・NCHAR)についての説明を行っていきたいと思います。


① 『UNICODE』

先頭文字のユニコード番号を返す関数です。

書式としましては以下の様になります。

【書式】


UNICODE(char)


【引数】


char:文字列・文字


【戻り値】


ユニコード番号



それでは『UNICODE』について実際に行ってみたいと思います。

担当者マスタ・ふりがなのユニコード番号を取得してみます。


SELECT 担当者ID,ふりがな,UNICODE(ふりがな) ユニコード番号
 FROM 担当者マスタ



図2

図2の様に、

ユニコード番号が取得されたのが分かります。

取得する文字列の文字数が複数の場合は、

先頭文字のユニコード番号を返します。


② 『NCHAR』

ユニコード文字に変換した文字列を返す関数です。

書式としましては以下の様になります。

【書式】


NCHAR(number)


【引数】


number:ユニコード番号


【戻り値】


ユニコード番号の文字列



それでは『NCHAR』について実際に行ってみたいと思います。

担当者マスタ・ふりがなの取得したユニコード番号を

文字に変換してみます。


SELECT 担当者ID,ふりがな,UNICODE(ふりがな) ユニコード番号,
    NCHAR(UNICODE(ふりがな)) [ユニコード番号=>ユニコード番号対応文字]
 FROM 商品マスタ



図3

図3の様に、

ユニコード番号から文字が取得されたのが分かります。


今回は、基本的な使用方法を説明しましたが、

色々な使い方がありますので是非、使用して試してみてください。

次回も引き続き、

『文字列関数』の説明を行います。


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Posted by JOB CAFE at 21:27Comments(0)SQL

2009年11月15日

SQL豆知識【42】


第42回目のSQLの豆知識としまして

図1の様な『担当者マスタ』の

テーブルデータが存在していたとします。



図1

図1の『担当者マスタ』を基に

文字列関数(ASCII・CHAR)についての説明を行っていきたいと思います。


① 『ASCII』

文字列を文字コード(ASCIIコード)に変換し返す関数です。

書式としましては以下の様になります。

【書式】


ASCII(strings)


【引数】


strings:文字式 


【戻り値】


文字コード(ASCIIコード)



それでは『ASCII』について実際に行ってみたいと思います。

担当者マスタ・担当者IDの文字コード(ASCIIコード)を

取得してみます。


SELECT 担当者ID,ASCII(担当者ID) [担当者ID=>ASCIIコード],担当者名
 FROM 担当者マスタ



図2

図2の様に、

文字コード(ASCIIコード)が取得されたのが分かります。

取得する文字列の文字数が複数の場合は、

先頭文字の文字コード(ASCIIコード)を返します。


② 『CHAR』

文字に変換し返す関数です。

書式としましては以下の様になります。

≪SQL SERVER≫

【書式】


CHAR(number)


【引数】


number:数値式 


【戻り値】


文字もしくはNULL


≪ORACLE≫

【書式】


CHR(number)


【引数】


number:ASCIIコード


【戻り値】


文字



それでは『CHAR』について実際に行ってみたいと思います。

担当者マスタ・担当者IDの取得した文字コード(ASCIIコード)を

文字に変換してみます。


SELECT 担当者ID,ASCII(担当者ID) [担当者ID=>ASCIIコード],
    CHAR(ASCII(担当者ID)) [ASCIIコード=>文字],担当者名
 FROM 商品マスタ



図3

図3の様に、

文字コード(ASCIIコード)から文字が取得されたのが分かります。


今回は、基本的な使用方法を説明しましたが、

色々な使い方がありますので是非、使用して試してみてください。

次回も引き続き、

『集計関数』の説明を行います。


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Posted by JOB CAFE at 09:35Comments(0)SQL

2009年11月08日

SQL豆知識【41】

第41回目のSQLの豆知識としまして

文字列関数の種類についての説明を行っていきたいと思います。

文字列関数とは、文字列の置換え、検索、空白の(削除・挿入)といった

文字列の操作を行う為の関数です。


● 文字列関数

関数名 内容
ASCII 文字コード(ASCIIコード)に変換し返す
CHAR 文字に変換し返す
CHARINDEX 文字列の検索
LEFT 文字列の左側から指定された数の文字列を取得し返す
LEN 文字列の長さ(文字数)を取得し返す
LOWER 小文字に変換した文字列を返す
LTRIM 左側の空白を削除した文字列を返す
NCHAR ユニコード文字に変換した文字列を返す
REPLACE 指定した文字列の置換えを行い変換した文字列を返す
REPLICATE 指定した文字列を指定した回数分繰り返した文字列を返す
REVERSE 指定した文字列の反転を行い反転した文字列を返す
RIGHT 文字列の右側から指定された数の文字列を取得し返す
RTRIM 右側の空白を削除した文字列を返す
SPACE 指定した文字数分の空白の文字列を返す
STR 数値型から文字列型に変換した文字列を返す
STUFF 文字列の入れ替えを行った文字列を返す
SUBSTRING 文字単位で文字列の抜き取りを行う
UNICODE 先頭文字のユニコード番号を返す
UPPER 大文字に変換した文字列を返す


次回からは、

『各文字列関数』の説明を行います。


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Posted by JOB CAFE at 09:27Comments(0)SQL

2009年11月01日

SQL豆知識【40】

第40回目のSQLの豆知識としまして

集計関数(VAR・VARP)についての説明を行っていきたいと思います。

① 『VAR』

指定された列(数値式)の分散を求める関数です。

書式としましては以下の様になります。


≪SQL SERVER≫


【書式】


VAR(number)


【引数】


number:数値式 


【戻り値】


分散値



≪ORACLE≫


【書式】


VARIANCE(number)


【引数】


number:数値式 


【戻り値】


分散値



それでは『VAR』について実際に行ってみたいと思います。

図1の様な『売上データ』の

テーブルデータが存在していたとします。

売上データ


図1

① 売上データ・数量の分散値を求めてみます。


SELECT VAR(数量) 分散値
 FROM 売上データ



図2

図2の様に

分散値が求められたのが分かります。


② 『VARP』

指定された列(数値式)全てを母集団とした分散を求める関数です。

書式としましては以下の様になります。


≪SQL SERVER≫


【書式】


VARP(number)


【引数】


number:数値式 


【戻り値】


分散値



それでは『VARP』について実際に行ってみたいと思います。

① 売上データ・数量の母集団とした分散値を求めてみます。


SELECT VARP(数量) 母集団分散値
 FROM 売上データ



図3

図3の様に

母集団とした分散値が求められたのが分かります。

今回は、基本的な使用方法を説明しましたが、

色々な使い方がありますので是非、使用して試してみてください。

次回も引き続き、

『文字列関数』の説明を行います。


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Posted by JOB CAFE at 03:55Comments(0)SQL
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