2010年04月25日

SQL豆知識【57】

第57回目のSQLの豆知識としまして

日付関数(GETDATE・GETUTCDATE)についての

説明を行っていきたいと思います。


① 『GETDATE』

現在の日付・時刻を取得する関数です。

書式としましては以下の様になります。

≪SQL SERVER≫

【書式】


GETDATE()


【戻り値】


現在の日付(日時)



② 『GETUTCDATE』

現在の日付・時刻(世界協定時刻)を取得する関数です。

世界協定時刻とは、全世界で時刻を記録する際に使われる公式な時刻。
天体観測を元に定めるGMT(グリニッジ標準時)とほぼ同じ。

書式としましては以下の様になります。

≪SQL SERVER≫

【書式】


GETUTCDATE()


【戻り値】


現在のUTC日付(日時)



それでは『GETDATE・GETUTCDATE』について
実際に行ってみたいと思います。


SELECT GETDATE() 現在日付,GETUTCDATE() 現在UTC日付



図1

図1の様に、

現在の日付及び現在のUTC日付
が求められたのが分かります。


今回は、2つの日付取得関数の使用方法を説明しましたが、

他にも日付取得に関する関数はありますので調べてみてください。

そして色々な使い方がありますので是非、使用して試してみてください。

次回は、

『変換関数』の説明を行います。


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Posted by JOB CAFE at 08:45Comments(0)SQL

2010年04月18日

SQL豆知識【55】

第56回目のSQLの豆知識としまして

図1の様な『売上データ』の

テーブルデータが存在していたとします。

売上データ


図1

図1の『売上データ』を基に

日付関数(YEAR・MONTH・DAY)についての

説明を行っていきたいと思います。


① 『YEAR』

年を取得する関数です。

書式としましては以下の様になります。

≪SQL SERVER≫

【書式】


YEAR(date)


【引数】


date:日付


【戻り値】


対象日付の年



② 『MONTH』

月を取得する関数です。

書式としましては以下の様になります。

≪SQL SERVER≫

【書式】


MONTH(date)


【引数】


date:日付


【戻り値】


対象日付の月



③ 『DAY』

日を取得する関数です。

書式としましては以下の様になります。

≪SQL SERVER≫

【書式】


DAY(date)


【引数】


date:日付


【戻り値】


対象日付の日



それでは『YEAR・MONTH・DAY』について実際に行ってみたいと思います。

売上データ・処理日を年・月・日別に取得してみます。



SELECT 伝票番号,行番号,処理日,
    YEAR(処理日) 処理日・年,
    MONTH(処理日) 処理日・月,
    DAY(処理日) 処理日・日
 FROM 売上データ



図2

図2の様に、

『売上データ・処理日』に対して
年・月・日が求められたのが分かります。


今回は、基本的な使用方法を説明しましたが、

色々な使い方がありますので是非、使用して試してみてください。

次回も引き続き、

『日付関数』の説明を行います。


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Posted by JOB CAFE at 19:28Comments(0)SQL

2010年04月10日

SQL豆知識【55】

第55回目のSQLの豆知識としまして

図1の様な『売上データ』の

テーブルデータが存在していたとします。

売上データ


図1

図1の『売上データ』を基に

日付関数(DATEPART)についての

説明を行っていきたいと思います。


① 『DATEPART』

基準となる日付の指定した要素を数値で取得する関数です。

書式としましては以下の様になります。

≪SQL SERVER≫

【書式】


DATEPART(interval,date)


【引数】


interval:基準要素
date:日付


【戻り値】


指定した要素の数値



それでは『DATEPART』について実際に行ってみたいと思います。

売上データ・処理日を基準要素別に変換してみます。


● 『interval』で指定する事の出来る基準要素の種類

基準要素 interval interval省略形
year yy,yyyy
四半期 quarter qq,q
month mm,m
年間通算日 dayofyear dy,y
day dd,d
week wk,ww
曜日 weekday dw
hour hh
minute mi,n
second ss,s
ミリ秒 millisecond ms



「interval」で「曜日」の要素「weekday」を
指定した場合の「曜日」と対応する数値は以下の通りとなります。

● 曜日と数値の関係

曜日 数値
日曜日
月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
土曜日




SELECT 伝票番号,行番号,処理日,
    DATEPART(year,処理日) 年数値,
    DATEPART(quarter,処理日) 四半期数値,
    DATEPART(month,処理日) 月数値
 FROM 売上データ



図2

図2の様に、

『売上データ・処理日』に対して

year:「年」の数値が求められる
quarter:四半期の数値が求められる
      (四半期:3カ月)
month:「月」の数値が求められる

指定した基準要素に対しての数値が求められたのが分かります。



SELECT 伝票番号,行番号,処理日,
    DATEPART(dayofyear,処理日) 年間通算日数値,
    DATEPART(day,処理日) 日数値,
    DATEPART(week,処理日) 週数値,
    DATEPART(weekday,処理日) 曜日数値
 FROM 売上データ



図3

図3の様に、

『売上データ・処理日』に対して

dayofyear:「年間通算日」の数値が求められる
day:「日」の数値が求められる
week:「週」の数値が求められる
weekday:「曜日」の数値が求められる

指定した基準要素に対しての数値が求められたのが分かります。



SELECT 伝票番号,行番号,処理日,
    DATEPART(hour,処理日) 時数値,
    DATEPART(minute,処理日) 分数値,
    DATEPART(second,処理日) 秒数値,
    DATEPART(millisecond,処理日) ミリ秒数値
 FROM 売上データ



図3

図4の様に、

『売上データ・処理日』に対して

hour:「時間」の数値が求められる
minute:「分」の数値が求められる
second:「秒」の数値が求められる
millisecond:「ミリ秒」の数値が求められる
         (ミリ秒は求められた値がまるめられますので注意のこと)

指定した基準要素に対しての数値が求められたのが分かります。


今回は、基本的な使用方法を説明しましたが、

色々な使い方がありますので是非、使用して試してみてください。

次回も引き続き、

『日付関数』の説明を行います。


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Posted by JOB CAFE at 18:09Comments(0)SQL

2010年04月04日

SQL豆知識【54】


第54回目のSQLの豆知識としまして

図1の様な『売上データ』の

テーブルデータが存在していたとします。

売上データ


図1

図1の『売上データ』を基に

日付関数(DATENAME)についての

説明を行っていきたいと思います。


① 『DATENAME』

基準となる日付の指定した要素を文字列で取得する関数です。

書式としましては以下の様になります。

≪SQL SERVER≫

【書式】


DATENAME(interval,date)


【引数】


interval:基準要素
date:日付


【戻り値】


指定した要素の文字列



それでは『DATENAME』について実際に行ってみたいと思います。

売上データ・処理日を基準要素別に変換してみます。


● 『interval』で指定する事の出来る基準要素の種類

基準要素 interval interval省略形
year yy,yyyy
四半期 quarter qq,q
month mm,m
年間通算日 dayofyear dy,y
day dd,d
week wk,ww
曜日 weekday dw
hour hh
minute mi,n
second ss,s
ミリ秒 millisecond ms




SELECT 伝票番号,行番号,処理日,
    DATENAME(year,処理日) 年文字列,
    DATENAME(quarter,処理日) 四半期文字列,
    DATENAME(month,処理日) 月文字列
 FROM 売上データ



図2

図2の様に、

『売上データ・処理日』に対して

year:「年」の文字列が求められる
quarter:四半期の文字列が求められる
      (四半期:3カ月)
month:「月」の文字列が求められる

指定した基準要素に対しての文字列が求められたのが分かります。



SELECT 伝票番号,行番号,処理日,
    DATENAME(dayofyear,処理日) 年間通算日文字列,
    DATENAME(day,処理日) 日文字列,
    DATENAME(week,処理日) 週文字列,
    DATENAME(weekday,処理日) 曜日文字列
 FROM 売上データ



図3

図3の様に、

『売上データ・処理日』に対して

dayofyear:「年間通算日」の文字列が求められる
day:「日」の文字列が求められる
week:「週」の文字列が求められる
weekday:「曜日」の文字列が求められる

指定した基準要素に対しての文字列が求められたのが分かります。



SELECT 伝票番号,行番号,処理日,
    DATENAME(hour,処理日) 時文字列,
    DATENAME(minute,処理日) 分文字列,
    DATENAME(second,処理日) 秒文字列,
    DATENAME(millisecond,処理日) ミリ秒文字列
 FROM 売上データ



図4

売上データ


検索結果



図4の様に、

『売上データ・処理日』に対して

hour:「時間」の文字列が求められる
minute:「分」の文字列が求められる
second:「秒」の文字列が求められる
millisecond:「ミリ秒」の文字列が求められる
         (ミリ秒は求められた値がまるめられますので注意のこと)

指定した基準要素に対しての文字列が求められたのが分かります。


今回は、基本的な使用方法を説明しましたが、

色々な使い方がありますので是非、使用して試してみてください。

次回も引き続き、

『日付関数』の説明を行います。


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