2010年05月16日
SQL豆知識【58】
第58回目のSQLの豆知識としまして
図1の様な『商品マスタ』の
テーブルデータが存在していたとします。
商品マスタ
図1
図1の『商品マスタ』を基に
変換関数(ISNULL)についての
説明を行っていきたいと思います。
① 『ISNULL』
NULL値を変換する関数です。
書式としましては以下の様になります。
≪SQL SERVER≫
【書式】
ISNULL(expression ,replacement_value)
【引数】
expression :NULLが入っている式(列)
replacement_value:変換する値
【戻り値】
変換された値
ちなみにORACLEで同様の処理を行う場合は
以下の関数を使用します。
≪ORACLE≫
【書式】
NVL(expression ,replacement_value)
【引数】
expression :NULLが入っている式(列)
replacement_value:変換する値
【戻り値】
変換された値
それでは『ISNULL』について実際に行ってみたいと思います。
商品マスタ・仕入単価、卸単価がNULLの場合、
ゼロに置き換えてみます。
SELECT 商品ID,商品名,
ISNULL(仕入単価,0) 仕入単価,
ISNULL(卸単価,0) 卸単価
FROM 商品マスタ
図2
図2の様に、
『商品マスタ・仕入単価、卸単価』に対して
『商品マスタ・商品ID = 6』の値が
ゼロに置き換わったのが分かります。
今回は、基本的な使用方法を説明しましたが、
色々な使い方がありますので是非、使用して試してみてください。
次回も引き続き、
『変換関数』の説明を行います。
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Posted by JOB CAFE at 10:46│Comments(0)
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