2009年04月24日

COBOLの基礎知識【12】


浜松1チ-ムの
雅宏です。

COBOLの基礎知識の第12回は、”手続き部”の説明です。

【手続き部(PROCEDURE DIVISION)】

COBOLの基礎知識(第7回)でご紹介したサンプルプログラム(SAMPLE01)で、
手続き部は以下の行となります。

002900 PROCEDURE DIVISION.
003000 MAIN SECTION.
003100 MOVE SPACE TO W-END-FLG.
003200 OPEN INPUT INFL1.
003300 PERFORM S01-READ.
003400 PERFORM UNTIL W-END-FLG = "E"
003500 DISPLAY "社員番号:" I-SHAIN-NO
003600 " 氏名:" I-SHAIN-NAME
003700 PERFORM S01-READ
003800 END-PERFORM.
003900 CLOSE INFL1.
004000 MAIN-END.
004100 STOP RUN.
004200 S01-READ SECTION.
004300 READ INFL1
004400 AT END
004500 MOVE "E" TO W-END-FLG
004600 END-READ.
004700 S01-EXIT.
004800 EXIT.

手続き部は、”宣言部分”と”手続き部分”で構成されます。

宣言部分は、”DECLARATIVES”~”END DECLARATIVES”の範囲内に記述します。
記述する内容は、ファイルの入出力時に回復不能のエラーが検出された場合に
実行する手続き(処理)です。

手続き部分には、順次実行する手続き(処理)を定義します。

必要が無ければ省略可能です。

宣言部分および手続き部分には、任意の名前の(SECTION)や段落を定義することができます。

サンプルプログラムでは、宣言部分を省略し、手続き部分のみを定義しています。

処理概要は以下の通りです。
 ・社員レコードが終了するまで以下の処理を繰り返す
 ・入力ファイルから社員レコードを読み、社員番号と社員名を画面に表示する


サンプルプログラムの手続き部を、”フローチャート”で表すと以下の通りとなります。

COBOLの基礎知識【12】

次回は、”OpenCOBOL環境でのサンプルプログラムの実行方法”についてご説明いたします。


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