2009年03月13日
COBOLの基礎知識【06】
浜松1チ-ムの雅宏、晃之、高嗣です。
COBOLの基礎知識の第6回は、”あなたのパソコンでも動く”OpenCOBOL”
のインストールの最終回です。
必要なファイルのダウンロードがまだお済みでない方は、こちら のページを参照し、
ダウンロードを済ませてください。
MinGWのインストールがまだお済みでない方は、こちら のページを参照し、
インストールを済ませてください。
OpenCOBOL本体のインストールがまだお済みでない方は、こちら のページを参照し、
インストールを済ませてください。
環境変数の設定がまだお済みでない方は、こちら のページを参照し、
インストールを済ませてからお進みください。
【OpenCOBOLのインストール(最終回)動かしてみよう】
簡単なCOBOLプログラムをコンパイルし、動かしてみましょう。
(1)Cドライブの直下に cobolフォルダを作成し、その中にサンプルプログラムを保存
するための sample フォルダを作成します。
(2)テキストエディタ(メモ帳や秀丸エディタ等)を開き、以下のサンプルプログラムを
コピー&ペーストします。
(サンプルプログラム)
000100 IDENTIFICATION DIVISION.
000200 PROGRAM-ID. hello.
000300 PROCEDURE DIVISION.
000400 DISPLAY "Hello World!".
000500 STOP RUN.
(3)ペーストしたサンプルプログラムを hello.cob という名前で、 sample フォルダに保存します。
(C:¥cobol¥sample¥hello.cob)
(4)保存したサンプルプログラムをコンパイルします。
1)[スタート]ボタン→[アクセサリ]→[コマンドプロンプト]と進み、コマンドプロンプトを
起動します。
2)コマンドプロンプトで、 ”CD C:¥cobol¥sample”と入力し[ENTER]キーを押下して
sampleフォルダに移動します。
※ CD コマンドの使い方については、コマンドプロンプトで”HELP CD”と入力し
[ENTER]キーを押下して、表示される説明を参照してください
3)コマンドプロンプトで、”cobc -x hello.cob”と入力し[ENTER]キーを押下すると、
コンパイルが実行されます。
4)コンパイルが正常に終了すると、sampleフォルダに実行形式の hello.exe ファイルが
作成されます。
※ コマンドプロンプトに何らかのエラーメッセージが表示された場合は、
hello.exe ファイルは作成されません。
メッセージの内容にしたがって、コマンドや保存した hello.cob ファイルの
ファイル名等に誤りが無いか確認してください。
(5) hello.exe ファイルを実行します。
1)コマンドプロンプトで ”hello.exe” と入力し[ENTER]キーを押下すると、
プログラムが実行されます。
2)コマンドプロンプトに ”Hello World!” と表示されれば OK です。
OpenCOBOLのインストール編は、今回で終了です。
ご案内は、浜松1チ-ムの晃之が担当させていただきました。
次回は、”COBOLプログラムの構成”についてご説明したいと思います。
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Posted by JOB CAFE at 06:30│Comments(0)
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